約 1,319,072 件
https://w.atwiki.jp/nolnol/pages/6140.html
破天侵攻型ダンジョン よろず箱 場所 ダンジョン 分類 入場条件 場所 龍隠門 陸ダンジョン1 レベル45以上 上野:ほ−ニ 不入山冥境 陸ダンジョン2 陸1 クリア 「鎧剛鬼」「獏神」 眩迷の浅瀬 海ダンジョン1 陸1 クリア 三河:り−ホ 「鎧剛鬼」「獏神」 ワダツミの宮 海ダンジョン2 陸1 海1クリア 「鎧剛鬼」「獏神」「一角大馬」「大海王」 扶桑の森 空ダンジョン1 陸2 海1クリア 摂津和泉:を−チ 「鎧剛鬼」「獏神」「魔鬼」「禍神の使い」「魔龍」「一角大馬」「大海王」 天の雲嶺 空ダンジョン2 陸2 海2 空1クリア 「鎧剛鬼」「獏神」「魔鬼」「禍神の使い」「魔龍」「一角大馬」「大海王」「氷結魔人」「水神王」「国之狭霧神」「天之狭霧神」「叢雲大蛇」 備考 龍隠門からスタートし、各ダンジョンをクリアしていくと順に入れるようになる。 龍隠門→不入山冥境→眩迷の浅瀬→ワダツミの宮→扶桑の森→天の雲嶺 の順番でクリアしていく。クリアしたダンジョンには自由に出入り可能。 各ダンジョンのエリアボス(獏神、魔龍、大海王、水神王、叢雲大蛇)撃破は大前提。上位ダンジョンへの入場条件に中ボス撃破が追加。(4/25) 御蔵番拡張 御蔵番拡張を参照 備考 クリア報酬 不動明王立物 獏神弱体、魔龍弱体、大海王弱体、水神王弱体、叢雲大蛇弱体というキーワードがあり テストサーバーでは実際に弱体効果のあるアイテムの存在が報告されているが 本サーバーにおいては確認された報告すら上がってきていないため存在が疑われている。 追加情報 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/1193.html
ジョジョの奇妙な冒険 ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産 機種:AC, PS, DC, PS3, 360 作曲者:竹原裕子、山本節生 発売元:カプコン 発売年:1998,1999(未来への遺産) 概要 漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第三部『スターダストクルセイダース』を2D対戦格闘ゲーム化したもの。 1999年には新モードと新キャラを追加した『ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産』を稼働している。 さらに2012年には『ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産 HDVer.』というタイトルでPS3と360に配信された。 収録曲 曲名 補足 順位 オープニング キャラクター・セレクト 格闘ゲーム219位 VS画面 「空条承太郎」のテーマ 格闘ゲーム132位 「花京院典明」のテーマ 格闘ゲーム49位 「モハメド・アヴドゥル」のテーマ 勝利画面1 「J.P.ポルナレフ」のテーマ 格闘ゲーム86位マイナーゲーム81位 「ジョセフ・ジョースター」のテーマ 格闘ゲーム334位 「イギー」のテーマ 「アレッシー」のテーマ 「チャカ」のテーマ 「呪いのデーボ」のテーマ 勝利画面2 「ミドラー」のテーマ 「ンドゥール」のテーマ 「死神13」のテーマ コンティニュー ゲームオーバー 「ヴァニラ・アイス」のテーマ 格闘ゲーム132位 「DIO」のテーマ1 格闘ゲーム154位 「DIO」のテーマ2 ラストバトル348位 マップデモ ステージタイトルデモ1 ステージタイトルデモ2 イントロダクション1(味方) イントロダクション2(敵) イントロダクション3(イギー) 戦闘前 友情 DIOの館探査中 DIOの館遭遇 吸血鬼の死 DIOからの逃避 DIO蘇生 仲間の死1 仲間の死2 エンディング「承太郎・ポルナレフ・ジョセフ」 エンディング「花京院」 エンディング「アヴドゥル」 エンディング「イギー」 エンディング「チャカ」 エンディング「アレッシー」 エンディング「デーボ」 エンディング「ミドラー」 エンディング「DIO」 スタッフロール ランキング タロット占い 未来への遺産追加曲 「グレーフライ」のテーマ 「ラバーソール」のテーマ 「ホル・ホース」のテーマ 「エンヤ婆」のテーマ 「カメオ」のテーマ 「マライア」のテーマ 「カーン」のテーマ 「アヌビス二刀流ポルナレフ」のテーマ 「ダニエル・J・ダービー」のテーマ1 「ダニエル・J・ダービー」のテーマ2 「ダニエル・J・ダービー」のテーマ3 「ペット・ショップ」のテーマ 格闘ゲーム334位冬・雪・氷216位 サウンドトラック ジョジョの奇妙な冒険 オリジナル・サウンドトラック PS3/Xbox 360『ジョジョの奇妙な冒険 未来への遺産HD Ver.』PV2
https://w.atwiki.jp/jojotoho_row/pages/166.html
ディオ・ブランドー DIO Brando 初登場作品 ジョジョの奇妙な冒険 第1部「ファントムブラッド」 種族 人間→吸血鬼 性別 男性 一人称 俺、私(3部以降) 特殊能力 スタンド「世界(ザ・ワールド)」 「とるにたらぬ人間どもよ!支配してやるぞッ!!我が「知」と「力」のもとにひれ伏すがいいぞッ!」 概要 ジョースター家の宿敵であり、永きに渡る因縁の相手。TVアニメ版のCVは子安武人。 1部では「ディオ」、3部以降は「DIO」と表記される。 イギリスの貧民街に生まれる。母に苦労をかけ死なせた自堕落な父・ダリオを嫌悪していた。 ダリオの死後、ジョースター家に養子として迎えられると、ジョースター家の地位と財産を乗っ取る計画を立てる。 始めはジョナサンを精神的に堕落させるべく数々の嫌がらせをしていたが、逆に彼の成長のきっかけを与えてしまい断念。その後手段を変え、ジョースター卿の食事に毒を盛るなどして計画を進行していく。 しかし財産乗っ取り計画がバレて追い詰められ、窮地を乗り切るべくジョナサンが研究していた石仮面を被り吸血鬼と化す。 邪悪な吸血鬼となった彼は世界を手中に収めることを望むようになった。 その後波紋を身につけたジョナサン・ジョースターとの死闘に敗北するも、首だけになって生き残る。 ハネムーンに出かけていたジョナサンとその妻エリナの乗船する客船を部下のゾンビと共に襲撃、ジョナサンとの最後の闘いの末に彼と刺し違えて爆破する客船の巻き添えになり海底に沈んだ。 しかしそれから約100年後、DIOはジョナサン・ジョースターの首から下の肉体を乗っ取り復活。 新たな能力「スタンド」を身につけ、エジプトを本拠地にし圧倒的な悪のカリスマを以て数多くのスタンド使いを従えた。 ジョースターとの因縁に決着をつけるべく、ジョースター一行に刺客を送り続けるも悉く退けられる。 全ての部下が倒された後、ついにDIOは重い腰を上げジョースター一行との決戦に臨む。 「時を止める能力」によって花京院典明を殺害し、ジョセフ・ジョースターを瀕死に追い込む等凄まじい実力を見せつけた。 その後ジョナサンの子孫・空条承太郎を相手に互いに一歩も譲らぬ死闘を繰り広げるも、最後の最後に「時を止める能力」を身につけた承太郎に敗北する。 闘いが終わった後、DIOの死体は日光の下に晒されて跡形も無く消滅した。 第3部で死亡したDIOだがその絶大な影響力は後々まで消えることは無く、第5部では実子であるジョルノ・ジョバァーナ、第6部ではDIOの親友であり彼の意志を受け継ぐ存在であるエンリコ・プッチが登場した。 また、第7部ではパラレルワールドのDIOであるディエゴ・ブランドー(通称Dio)が登場している。 1~7部に渡って直接的にも間接的にも物語に関わっている重要人物。 「無駄無駄無駄無駄」「お前は今まで食べたパンの枚数を覚えているのか?」など数多くの名台詞も残しており、ある意味で『ジョジョの奇妙な冒険』を大きく象徴するキャラクター。 外見 金髪にハートの飾りを身につけている。 黄色を基調とした服装を身に纏い、その下には黒のインナーを着用。 ジョナサン・ジョースターの肉体を乗っ取っている為、首筋には星型のアザを持つ。 一度DIOと邂逅を果たしたモハメド・アヴドゥルからは「男とは思えぬ程に妖艶」と評されている。 性格 冷徹な野心家。短気な性分だがそれを自らの短所と理解しており、感情をコントロール出来るように努めている。 スピードワゴンから「生まれついての悪」と称される程に残忍で冷酷な人物。 第3部以降はより落ち着き払った冷静な態度になり、圧倒的な「悪のカリスマ」を発揮していた。 しかし追い詰められた際には冷静さを失い、形振り構わず手段を選ばなくなる。 能力 世界(ザ・ワールド) 破壊力:A / スピード:A / 射程距離:C(10m) / 持続力:A / 精密動作性:B / 成長性:B 近距離パワー型のスタンド。時を止める能力を持つ。 時間が停止している間をDIOのみが自由に行動することが出来、一方的な攻撃や回避が可能という反則的な能力。 高い肉弾戦闘の能力もあり、最高クラスのパワー・スピード、高い精密動作性を誇る。 ラッシュ時の掛け声は「無駄無駄無駄無駄無駄」。 射程距離は10mであり、せいぜい2mの射程が主な近距離パワー型スタンドの中でも脅威的な長さである。 時を止めている間にDIOが何かしても、普通の人間には「時を止められていること」自体を認識出来ないため、結果的に一瞬のうちに状況が変化しているかのように見えてしまう。 時を止める事を認識、そして首のキズがなじむにつれて徐々に止められる長さが伸びている。 (原作での承太郎との決戦の時点では5秒。ジョセフの血を吸い、体が完全になじんだ後は9秒) 吸血鬼の能力 石仮面を被り、人間を超越した存在である「吸血鬼」と化した者の能力。 圧倒的な身体能力と凄まじい怪力、更には脳を破壊されぬ限り復活する高い再生能力を発揮することが出来る。 人間の血液を糧とし、指先や口から吸血を行える。肉体操作も可能であり、目の体液を弾丸として放てる。 しかし太陽に非常に弱く、陽の光を浴びた途端肉体の部位が灰になってしまう。また、波紋も弱点である。 DIOはこれ以外にも「肉の芽」という独自の能力を持っており、人間の額に自らの細胞を植え付けて洗脳することが出来る。 気化冷凍法 ディオが波紋対策として編み出した独自の技。 相手の水分を一瞬で気化させることで熱を奪い、瞬時に肉体を冷凍させる能力。 人体に触れただけで全身の肉体を凍らせることが出来る程の威力を持つ。 スタンドに目覚めてからは使用しなかった。 + 本ロワにおけるネタバレ 本ロワにおける動向 初登場話 030:Look into my evil eyes 死亡話 :[] 登場話数 2話 登場時期 第3部、エジプト・カイロの街中で承太郎と対峙した直後 詳細 第30話「Look into my evil eyes」で初登場。 コロッセオにてブローノ・ブチャラティと遭遇。絶大なカリスマを以て彼を畏怖させ、殺し合いにおける仲間として勧誘する。 DIOを強く警戒したブチャラティは攻撃を仕掛けるも、「世界(ザ・ワールド)」の能力によって悉くいなし圧倒。 そのまま彼を肉の芽によって支配しようとしたが、閃光手榴弾によって怯まされたことで逃げられてしまう。 ブチャラティに逃げられたことを少々口惜しく思いつつも思考を切り替え、星型のアザによってジョースターの血統の存在を知覚。彼らとの因縁に決着をつけること、そしてこの殺し合いに勝ち残り『頂点』に立つことを高らかに宣言した。 第71話「ハルトマンの幸福理論」では星のアザを持ったエンリコ・プッチと早くも合流。友との再会を果たした。 コロッセオ内部にて静かに対話するDIOとプッチ。彼が話した事実はDIOにとって驚きの事実ばかりであった。 ジョースター一族との戦いに敗北する未来や、宿敵である空条承太郎が自分と同じに時の止まった世界に入門してくるということ。 憤りはあったが友人の前でそんな姿を見せるわけにもいかず、それよりも彼はプッチの連れて来た古明地こいしにも興味を示す。 こいしの生まれ、過去やその本質を冷静に見極めたDIOは彼女を『天国』へと向かわせる同志として誘い、武器を与えた。 心を捨てた少女が自らの意志でどんな選択をするのか…それが気になったのだ。 かくして闇の帝王は『神に仕える親友』と『心閉じた妖怪少女』の可能性を手駒とし、次なる目的地への進軍を開始した。
https://w.atwiki.jp/newani4/pages/168.html
騎士王タイプ:トライドロン ◆0safjpqWKw 東の島に降り立ったセイバーが最初に目にしたのは、半壊した病院だった。 どうやら先ほど放った『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』の余波が届いていたらしい。 威力を弱められているとはいえ、さすがに聖剣。光の斬撃の通過した後は消しゴムをかけたように綺麗さっぱりと消失し、繰り抜かれている。 構造を支える柱もその内に含まれていたらしく、土台を失った病院は自重に耐え切れず内側に押し潰されるようにしてゆっくりと崩壊した。 さすがにこの有り様では立ち寄る人物もいまい。仮に人がいたとしても圧死しただろう。 探知能力を持たないセイバーは、念を入れて瓦礫の中を丹念に捜索する。 人の気配がなく、また圧死体もないことを確かめてから病院を後にした。 「さて……」 時間を費やした割に収穫はなかったが、これから負傷者が治療設備を利用できなくなることを考えればまるきり無駄でもない。 病院よりやや東に進み、南には本能字学園。更に東にはホテル。 どちらに進もうか思案していたセイバーは、本能字学園方面から弾丸のように飛び出してくる車を見つけた。 車に乗っているのは金髪の大柄な男性。物陰より見つめるセイバーに気づくことなく、見事なドリフトを決めて過ぎ去っていく。 ちらと見えただけだが、男は負傷しているようだった。本能字学園には男が負傷するだけの敵がいるのだろうか。 ここでセイバーは黙考する。 本能字学園に向かい、数も質も不明の敵と相対するか。それとも少なくとも単独であることは判明している男を追うか。 さほど迷わず答えを出す。セイバーは疲労しない程度の速度で車の後を追い、ほどなく車を発見する。大きなホテルの前に横付けされていた。 いかにサーヴァントの足であっても、力を抑えていては車の全速には敵わない。 金髪の男が到着してから十分ほど経っているため、運転席にその姿はない。 セイバーは聖剣を抜き、足音を殺してホテルのエントランスへと踏み入った。 「どこにいる……?」 ロビーに男の姿はない。 が、ついさっきまでここにいたことは間違いない。めちゃくちゃに破壊された設備や調度品が物語っている。 「察知された、か?」 セイバーは元々奇襲向きのクラスではない。 何らかの探知能力を持っている相手ならば、先に発見されたとしてもおかしくはない。 すでにホテルから離れたか、あるいは上の階にいるのか。 セイバーの目が上へ向かう階段を探し始めたとき、ポーン、と軽快な電子音が響いた。 それはエレベーターの到着を知らせる音。目を向けると、今まさにエレベーターが開こうとしていた。 (上から誰かが降りてきた……) やはり、先に察知されていたらしい。 だとしても、セイバーは広間にいて、未だ見ぬ敵はエレベーターで降りてくる。ならば地の利はセイバーにあった。 エレベーターの扉がゆっくりと開き、うっすらと人影が見えた。 敵が自由を得る前に、セイバーは全力で地を蹴って剣を袈裟懸けに振り下ろした。 鉄の箱を柱ごと両断する。中に人がいれば間違いなく諸共に切り裂いている、はずだ。 しかしセイバーの手に肉を斬った感触はなかった。 「消えた……?」 「おやおや、ご挨拶なことだ。初対面の人間にこれは不躾ではないかね、君ィ」 セイバーの背後から、彼女の様子を面白がっているような声が響く。セイバーは反射的に前転し、距離を取る。 体勢を立て直したセイバーが見たのは、足を組んでソファに座り優雅にワインを舐める金髪の男の姿。 (気配を消していた……違う! 確かにここには、誰もいなかったはず……!) 今度こそ驚愕に身を打たれ、セイバーは愕然とした。 アサシンのように陰に潜んでいたという訳ではない。男の輪郭は直前までエレベーターの中にいた人物のそれと全く同じだ。 あの一瞬でエレベーターの中からセイバーの斬撃を回避しつつ背後に回り、あまつさえそれをセイバーに悟らせなかった。 尋常ならざる手練である。セイバーの全身が緊張に張り詰め、魔力が陽炎のように立ち昇る。 この距離ならばセイバーは一瞬で距離を詰め、男の首を叩き落とせる。その自信がある。 だが男の双眸には全く警戒の色がない。 危機を認識していないのではなく、セイバーの攻撃を容易くいなす確信あるからこその余裕だ。 男の能力の正体が掴めず攻めあぐねるセイバーを見て、男は楽しそうに微笑む。 「なるほど、どうやら君は“やる気”のようだ……だが、私の力を警戒し無策で突っ込んでくることもない。 炎のような闘争心と、氷のような克己心、そして鉄をも断つ無双の剣を兼ね備えた素晴らしい良い戦士だ。 良いぞ。実に良い……このDIOの前に立つ資格がある」 獅子の如きセイバーの闘気を、男――DIOはそよ風のように受け流した。 爛々と光る瞳は不可思議な魅力を放ちセイバーに絡みつく。が、セイバーはその蠱惑的な誘惑の視線を斬り払うように剣を構えた。 「得体の知れない能力を使う。だがその程度で私の剣を阻めると思うなよ」 「ほう、まだ私と戦う気概があるか。君も何か、奥の手を隠しているのかな?」 DIOの問いには無言で返す。 セイバーが持つ最大火力、『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』。 騎士の王たるセイバーが全力で解き放つ宝具ならば、どんな能力が相手だろうと諸共に消し飛ばせる、はずだ。 だがどうしたことか、理屈の上ではそのはずと思えるのに、いざ実行しようとするとその決断が下せない。 男の能力、それを解き明かさない限りは、いかに宝具といえど通用しないのではないか―― 「フフフ、申し分ない。パーフェクトだ、お嬢さん。 どうだろう。私と友達に……いや、これはよそう。そう……私と手を組む気はないか?」 靄のようにまとわりつく不安に身動きの取れないセイバーに示されたのは、予想外の一言だった。 ◆ セイバーと名乗った少女のスタンスは、DIOと同じく殺し合いに乗ること。 最終的な目標が繭の殺害か願いを叶えるかという相違はあったものの、辿る過程は同じだ。 警戒を緩めないセイバーに、DIOはまず己が出会ってきた他の参加者の話をした。 DIOは全身に傷を負っていた。DIOほどの力を以ってしても、これほどのダメージを負う敵がいる。 その事実はセイバーにさらなる警戒と、また、ある種の必要性を認識させた。 すなわちそれは、協力者の存在だ。 「全員で70人だったか、今は何人死んだかわからんが、それでも数十人だ。一人で殺し尽くせると考えるのは現実的ではない」 「だから私に手を貸せと?」 「君の殺意は本物だ。殺し合いを止める、などと嘯くヌケサクどもよりはよほど信頼できる。いずれ決着を着ける時が来るのだとしてもな」 「ある程度参加者を減らすまでの、期限付きの同盟ということか」 「悪い話ではあるまい。単純に考えても手間は半分で済む。少なくとも、いま我々がやりあってお互い無用な消耗をするよりはよほど利口だろう」 DIOからすれば、日中は動けない自分に変わって参加者を間引く有能な駒がほしい。 セイバーにしても、自分でも手強いと感じるDIOが暴れ回ればその分敵が減り負担も減る。 お互いが優勝を目指している以上、遠くない未来に破綻する関係であるのは間違いない。 が、その間に得られる利益は決して安いものではない。 「無論、いずれは戦うとしてもそれは私か君が単独でも目的を果たせる、という段階まで来てからだ。 それまでは情報を共有したり道具を融通したり、状況によっては共闘してもいい。忌々しいが、この場には一筋縄ではいかん強者が数多くいる」 「それには同意する。私が知る限りでも、油断ならない敵が三人はいるからな」 そこにDIOは含めていないのだろうが、セイバーの憂慮はDIOも同じくするところだ。 神威、銀時、桂、コロナ。そしてあの場の違うところで戦っていた他の参加者。それに承太郎、ポルナレフ、花京院。 単純に数えても片手の指に余る敵がこの場にひしめいている。 それらを同時に敵に回しては、いかにザ・ワールドとて捌ききれるものではない。 「ああ、そう言えば、君の持っているその剣と似た、すさまじい切れ味の剣を見たぞ。黒く染まっていたがな」 「私の剣に似た、黒い剣……もしや、無毀なる湖光か? ラン……バーサーカーの剣、奪われていたのか」 「やはり知っていたか。君にとってどういう剣か知らんが、今あれを持っている男は私が殺す。壊しても文句は聞かんぞ」 「ふん、その心配は無用だ。あれは貴様などが折れるような脆い剣ではない。 ……いいだろう、貴様の提案を呑もう。生存者が十人を切るまで、貴様と組む」 DIOのもたらした情報が何らかの後押しになったようで、セイバーはついにDIOの申し出を受けた。 ここに仮初めの同盟は結ばれた。二人は手早く情報を交換し、それからの方針を探る。 「ではそうだな、とりあえず半日はお互い自由行動としよう。積極的に殺して回るもよし、情報や武器を収集するもよし、傷を癒やすもよし。 そして日が沈んだら、南にある私の館――半壊しているが――で一度合流し、改めてどう動くか決めるというのはどうだ?」 「もし一人では手に負えないような強敵、集団がいれば共同で排除するという訳だな。いいだろう」 「できれば先ほど教えた二人は始末しておいてくれると助かるのだがね」 「それはこちらも同じことだ」 空条承太郎、花京院典明、ジャン=ピエール・ポルナレフ。銀髪の侍(銀時)、長髪の侍(桂)、格闘家の少女(コロナ)、三つ編みの男(神威)。 以上七名がDIOの敵であるが、セイバーにはこの中から承太郎、銀時、桂、コロナ、神威への手出しを禁じた。 承太郎はジョースターの血統であり、血を吸えばDIOの力が増すため。残り四人は単純にDIOの手で殺したいと考えているため。 と言っても、どうしてもセイバーが必要と判断した場合はこの限りではない、とも言い添えたが。条件を守って死んだのでは本末転倒である。 さらにホル・ホース、ヴァニラ・アイスはDIOの部下であり、こちらも手出しは禁じた。 セイバーにとっていずれ敵となることが確定しているDIOの部下を見逃すかどうかわからないが、そこは運否天賦に任せるしかないだろう。 言峰綺礼については特に教えなかった。興味はあるが、まだ仲間や部下という関係ではない。 DIOとの間に引力があれば、また巡り会うこともあるだろう。それまでに死ねばそれだけの男だったというだけのこと。 セイバーからは衛宮切嗣、言峰綺礼、ランサー、キャスターの名を聞いた。 衛宮切嗣。冷徹な殺し屋であり、人間でありながら悪辣な策を用いる油断ならない男であること。 言峰綺礼。セイバー自身詳細は知らないが、とにかく危険な男であるらしいとのこと。 ランサー。手練の戦士であり、武器を持たせればセイバーと互角の技量であること。 キャスター。狂人であり、魑魅魍魎を操る。しかし肉体的には脆弱で、直接的な脅威ではないこと。 セイバーの口から言峰の名が出た時は驚いたが、彼女の知り合いが特に警戒していたというだけで詳しい情報は持たないらしい。 「ヴァニラ・アイスかホル・ホースに会ったら、私がここにいると伝えてくれ。 こんなところか。ふむ……ランサーやキャスターといった君と似た名の輩より、衛宮切嗣という男が気になるな」 「切嗣は人間だが、裏を掻くことに長けている。まともに対すべき相手ではない」 「わかった、警戒しておこう。君こそ気をつけ給えよ、特に空条承太郎……ジョースターにはこのDIOも手を焼いている。 奴のスタンドは近距離パワー型でも類を見ない力と聞く。君と正面からやり合うこともあるいは可能かもしれん」 DIOにとっての空条承太郎、セイバーにとっての衛宮切嗣。 二人が最も警戒する相手がまさに南の地で既に邂逅していることなど、神ならぬ二人には知る由もない。 「では私は行く。貴様はどうする?」 「先ほど派手にやりあったばかりなのでな、もう少し休んでいくよ」 「同盟を持ちかけておいて、自分は行動しないというのか。獲物にあれこれと注文をつけたことと言い、呆れたものだな」 「言ってくれる。だが君の言うとおり、心苦しいのも事実だ。 そうだな、良ければこのカードでも提供しようか? 私に食事は必要ないのでな」 赤いカードを取り出してひらひらと振る。吸血鬼であるDIOに普通の食事は意味がない。 先ほどのように嗜好品としてワインなどを嗜むことはあるが、それにしても別になくても問題はないものだ。 セイバーはDIOの持つカードをじっと見、不意にホテルの出口に視線を投げる。 「……では、表に停めてある車をもらおう」 セイバーの申し出に、DIOは軽く眉を上げる。 人のことを言えるほどDIOとて達者ではないが、この小柄な少女が車を運転できるとはとても思えなかったからだ。 当然DIOは知らぬことだが、セイバーのクラスには騎乗スキルが装備されている。 生前のセイバーが見たことも聞いたこともない乗り物であっても、座席に座りハンドルを握れば直感的に運転することが可能だ。 「本気か? あれはあれで面倒な乗り物だが」 「だが足になる。使い様によっては武器にも。協力の見返りとしては十分だ」 セイバーが冗談や駆け引きではなく本気で車を要求していると知り、またDIOの提案に乗ったこともあって判断はすぐに済んだ。 貴重といえば貴重な車だが、どうせDIOはあと数時間身動きがとれない。 承太郎や銀時らを殺すなと条件をつけている以上、ここらで譲歩しなければセイバーが同盟を破棄すると言っても非難できない。 懐からキーを取り出し、セイバーに放り投げる。 「よかろう、持っていくがいい。どうせ元々は私の所有物ではない。あれと引き換えに私の敵を始末してくれるなら安いものだ」 「礼は言わんぞ」 「必要ないよ。では、もう一度会う時を楽しみにしている」 妖艶な笑みを見せるDIOに背を向けて、セイバーはホテルから出て行った。 車が豪快な排気音を響かせる。DIOはザ・ワールドを出してしばらく警戒していたが、車は速度を緩めることなく朝の街に消えていく。 「距離を取って仕掛けてくるかと思ったが……慎重な女だ。我がスタンドの謎を解くまで危険は冒さんということか」 紳士的な態度から一転、冷徹な帝王の顔が現れる。 セイバー。剣を執り鎧を身にまとう騎士を気取った前時代的な女。 しかしその腕前は酔狂ではなかった。エレベーターを破壊した一閃、あれはザ・ワールドの全力のラッシュと比較しても遜色ない威力だった。 両腕が万全ならば少し遊んでやっても良かったが、片腕ではあの女のパワーを受け止めきれないと――内心では腸が煮えくり返るほど怒り狂っていたが――認めざるをえない。 無論、ザ・ワールドの本質――時を止める力を用いれば、今の状態でも勝てはするだろう。 が、それではDIOにとっての利益は少ない。 ここで手強いあの女を消耗しつつ仕留めるよりも、好きに暴れさせてやって邪魔者を間引き、しかるのち雌雄を決する。 お互い相容れないことは強く感じ取った。慌てずともいずれ死合う時は必ず来る。 その時、セイバーが時間停止を乗り越える方法を見つけ出していなければ、DIOの勝利は揺るがない。 「……おっと、いかんな。油断、慢心は足を掬う。帝王たらば同じ愚は繰り返さんもの」 DIOはセイバーを過小評価はしない。 神威や銀時のように、ザ・ワールドを以ってしても一撃で屠れない強者がいる。おそらくセイバーもその類いだ。 仕留めることは不可能ではないにせよ、それには何度も時間を止める必要が、つまりはザ・ワールドの手の内を晒す必要がある。 どれだけ強力な能力であろうと、その実態を敵に知られてしまえば攻略の糸口を掴まれたも同然だ。 時間を止める。荒唐無稽なまでに理不尽であり、かつ強力な力。 自分の認識できない瞬間に、複数の行動を一切の予備動作や硬直もなく完了する。 勘の良い者であれば、何度か体感する内に違和感を抱いてもおかしくはない。 万全であればその「何度か」の頻度を短縮できるが、現状ではセイバーを仕留めるまで何度、時間を停めねばならないかわかったものではない。 そして仮にセイバーがザ・ワールドの秘密に辿り着き、撤退を選んだならば。 陽光に邪魔され追撃できないDIOに打つ手はなくなる。 「あれだけの力、肉の芽を使えれば役には立っただろうがな」 肉の目によるセイバーの支配。DIOにはそれができない理由があった。 スタンドの時間停止にかかる負担が通常よりかなり増大しているのと同じように、吸血鬼としての能力にもある程度の抑圧が加えられていたからだ。 肉の芽はDIOの細胞を操作して生み出すものであるが、芽を作る負担が通常より激増していた。 セイバーが訪れる直前、DIOは神威や銀時との戦いを思い返した。あの時は時間を停めずに肉の芽を作ったからかさほど意識しなかった。 だが、落ち着いてから時間停止と同時に肉の芽を作ってみてわかったことがある。 肉の芽を作りながら二秒時間を停めただけで息が上がってしまい、DIOの意志に反して時間が動き出した――つまり、ザ・ワールドの能力が強制的に解除された。 同時に二つの能力を使用すると、疲労は加法ではなく乗法となって押し寄せる。僅か数秒でザ・ワールドの能力を維持できなくなるほどに。 肉の芽を使おうとするならば、時間停止を用いず敵を無力化する必要がある。 そしてセイバーは、時間停止なしには打倒し得ない強敵。ゆえに、肉の芽で洗脳することはできなかった、ということだ。 確かに時間を停めて肉の芽を使えるのなら、DIOに敵などいない。それでは殺し合いにならないからゆえの措置なのだろう。 理屈としては納得できても、不快感はこらえがたい。あの繭という女はDIOの得た力を徹底的にコケにしているのだ。 「さて、さすがに疲れた。少し眠るとするか……」 時間停止の使用と、セイバーとの話し合いに気を張っていたのもあって泥のような疲労を感じる。 DIOは破壊されたエレベーターを見て嘆息し、自らの足で階段を登り個室へと向かうのだった。 【B-7/ホテル/一日目 早朝】 【DIO@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】 [状態]:疲労(大)、右腕切断(癒着済、7割ほど再生)、胴体へ貫通傷(7割ほど再生)、全身にダメージ(大) [服装]:なし [装備]:サバイバルナイフ@Fate/Zero、拡声器@現実 [道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(9/10) [思考・行動] 基本方針:主催者を殺す。そのために手っ取り早く他参加者を始末する。 1:夕刻までホテルで体を休める。その後、DIOの館でセイバーと合流。 2:ヴァニラ・アイス、ホル・ホースと連絡を取りたい。 3:銀髪の侍(銀時)、長髪の侍(桂)、格闘家の娘(コロナ)、三つ編みの男(神威)は絶対に殺す。優先順位は銀時=コロナ=桂>神威。 4:切嗣、ランサー、キャスターを警戒。 5:言峰綺礼への興味。 6:承太郎を殺して血を吸いたい。 [備考] ※参戦時期は、少なくとも花京院の肉の芽が取り除かれた後のようです。 ※時止めはいつもより疲労が増加しています。一呼吸だけではなく、数呼吸間隔を開けなければ時止め出来ません。 ※車の運転を覚えました。 ※時間停止中に肉の芽は使えません。無理に使おうとすれば時間停止が解けます。 ※セイバーとの同盟は生存者が残り十名を切るまで続けるつもりです。 【B-7/ホテル近辺/一日目 早朝】 【セイバー@Fate/Zero】 [状態]:魔力消費(中) [服装]:鎧 [装備]:約束された勝利の剣@Fate/Zero、蟇郡苛の車@キルラキル [道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10) 黒カード:なし [思考・行動] 基本方針:優勝し、願いを叶える 1:島を時計回りに巡り参加者を殺して回る。 2:時間のロスにならない程度に、橋や施設を破壊しておく。 3:戦闘能力の低い者は無理には追わない。 4:自分以外のサーヴァントと衛宮切嗣、ジョースター一行には警戒。 5:銀時、桂、コロナ、神威と会った場合、状況判断だが積極的に手出しはしない。 6:銀時から『無毀なる湖光(アロンダイト)』を回収したい。 7:ヴァニラ・アイスとホル・ホースに会った時、DIOの伝言を伝えるか、それともDIOの戦力を削いでおくか…… [備考] ※参戦時期はアニメ終了後です。 ※自己治癒能力は低下していますが、それでも常人以上ではあるようです。 ※時間経過のみで魔力を回復する場合、宝具の真名解放は12時間に一度が目安。(システム的な制限ではなく自主的なペース配分) ※セイバー以外が使用した場合の消耗の度合いは不明です。 ※DIOとの同盟は生存者が残り十名を切るまで続けるつもりです。 ※魔力で車をコーティングすることで強度を上げることができます。 [周辺への影響] A-4の橋が消滅しました。東側の直線上にも被害が及んでいる可能性があります。 近隣エリアや高所からの観測であれば、光の奔流を目撃できたかもしれません。 「約束された勝利の剣」の余波で病院が崩壊しました。 時系列順で読む Back I ll smile for yours Next それはあなたと雀が言った 投下順で読む Back 芸風ノーチェンジ Next それはあなたと雀が言った 064 The World Nightmare DIO 092 Underworld 052 真夜中の狭間 セイバー 114 La vie est drôle(前編)
https://w.atwiki.jp/nobu3197/pages/5.html
https://w.atwiki.jp/trashpanda-araisan/pages/959.html
384 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/08(木) 20 11 44.66 ID HzSzb6dIO ペットアライちゃんの値段はピンキリである。 高級なアライちゃんは1匹2万円とかすることもある。 しかしロープライスなアライちゃんは、3000~4000円ほどあれば十分買える。 縁日のカラーアライちゃんなんて、なんと400円で一匹買えてしまうのである。 では… 何がアライちゃんの価格を左右するのであろうか? 385 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/08(木) 20 18 09.23 ID HzSzb6dIO 大きな理由は3つある。 一つ目は、ペットアライちゃんメーカー会社がもつブランド。 ペットアライちゃんメーカー会社は国内にいくつかあり、『良質なアライちゃんを作るメーカー』のブランドはユーザーによく知られている。 『質の低いアライちゃんを作るメーカー』というのも知られており、そこで製造するアライちゃんはやはり低価格で取引される。 二つ目は、各工場で行っている教育水準。 性格の良いアライちゃんに育てるには、それだけ手間…つまり教育費用がかかる。 逆に、害獣よりはマシというぐらいでよいなら、大した手間がかからずに育てることが可能だ。 そして三つ目は… 『アライちゃん製造機』の質である。 386 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/08(木) 20 27 07.54 ID HzSzb6dIO アライちゃんは、アライちゃん製造機で作られる工業製品である。 アライちゃん製造機とは… 生命維持ユニットとアライちゃんプラントを接合してできた機械のことだ。 ちなみに生命維持ユニットは、主に強制給餌機と排泄物吸引機を指し、 アライちゃんプラントは、手足を除去したアライさんのことを指す。 アライちゃんプラントは、楽園引き取りサービスによって引き取った、大きくなったペットアライさんを材料とする。 アライちゃんプラントの材料は、引き取った後、まず工場間で『競り』にかけられるのだが… 飼われていたときの従順さや、体の小ささ、引き取るまでに育てられた期間によって、競り落とされる価格は大きく変動する。 高級アライちゃんメーカーは、質のいいプラントを競り落とし… 弱小メーカーは、質の低いプラントを競り落とし、アライちゃん製造機を作ることになるのである。 387 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/08(木) 20 31 34.94 ID HzSzb6dIO しかし、弱小メーカーが生産した安いアライちゃんに、需要はあるのだろうか? ある。 需要があるから売れるのである。 例え安くとも、ペットとして最低限の教育さえ受けていれば買うという購買層は、存在しているのである。 そして、そんな底辺とはいわずとも、中の下~下の上ぐらいのメーカーで… 新たなアライちゃんが製造され、産声を上げたのであった。 388 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/08(木) 20 39 09.47 ID HzSzb6dIO ~弱小アライちゃん工場~ アライちゃん製造機「うっ…の…のだあああああああああああああああああああああっ!」 アライちゃん1「うにゅ…」ズルズル ヌポォ アライちゃん2「の…」ズルズル ヌポォ アライちゃん3「う…」ズルズル ヌポォ 職員1「今回の製品ロットは3つか。…最近ずっと少ないな…」 職員2「プラントの質が落ちてんのかな…?」 アライちゃん製造機「はぁ…はぁ……。ち、ちびぃ…」ゼェハァ アライちゃん1「のぉーーーぁああああああーーんっ!のぁあああーーーーーんっ!のぉーーーりゃああああーーーんっ!」ピギイィィ アライちゃん2「うびゅーーーー!うびゅびゅぅーーーー!ふみゅふみゅ!」 イボアライちゃん「のびゃびゃぁああーーーんっ!のぉぉーーーぁあああああああーーーんっ!」ビエエエン 職員1「ヨチライフ室に持ってくぞ」ガラガラ 職員1は、製造されたアライちゃん達を籠に入れて持っていった。 アライちゃん製造機「ぁああ…ぁあああ……だれが…あらいさんを…ごろじでえぇ…」ゼェハァ 職員2「そんじゃ次行くか。ほら交尾しろ」グイイ 雄アライグマ「キュルルルル」パンパン アライちゃん製造機「ぅあ…ぁああ…」ガクガク 390 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/08(木) 20 44 46.14 ID HzSzb6dIO 職員1「ん…?」チラッ イボアライちゃん「のびゃああー!のぁああーー!」 職員1「こいつ、尻尾の先にイボがついてるな…。ま、そのうち毛が伸びて目立たなくなるだろ」ガラガラ… … …4週間後… アライちゃん達の体は、ハムスターより少し大きいぐらいのサイズにまで育っていた。 イボアライちゃん「うぅ~…!」コスリコスリ アライちゃん1「おまえのしっぽきもちわゆいのりゃ~!」ゲラゲラ アライちゃん2「きけーなのりゃー!」ゲラゲラ イボアライちゃん「ぴぎぃーっ!きけーってゆーなぁ!ありゃいしゃんのしっぽはおんりーわんなのりゃーっ!」ビエエエン 職員1「オラてめーら!乱暴な言葉使うんじゃねえよクソ共が!ブチ殺すぞ!」イライラ 393 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/08(木) 20 51 41.71 ID HzSzb6dIO イボアライちゃんの尻尾の先のイボは、目立たなくなるどころか… どんどん大きくなっている。 アライちゃん1「おまえなんかだれにもかってもらえないのりゃー!≧∀≦」シッポフリフリ アライちゃん2「みろぉ!ありゃいしゃんたちしまいのかわいくってうちゅくしぃーしっぽをみゆのりゃ!≧∀≦」シッポフリフリ イボアライちゃん「ありゃいしゃんもおねーしゃんたちのしまいなのりゃー!のけものにちないでぇーっ!」ビエエエン アライちゃん1「いっぼいぼ♪いっぼいぼ♪」 アライちゃん2「きっもいいぼいぼ♪」 イボアライちゃん「のぉおおおおおおおおおおーーーーーーーぁああああああああああああーーーーーーんっ!のぉおおおおおおおおおおーーーーーーーぁああああああああああああーーーーーーんっ!」 イボアライちゃん「しーぐいんしゃぁあああーーーんっ!おねーしゃんたちがいじめゆのりゃああああーーーーっ!」ビエエエン イボアライちゃん「とってえええええーーーっ!ありゃいしゃんのしっぽのいぼとってぇえええーーーーーっ!」ビエエエン 職員1「うるせえ黙ってろ!物珍しさで売れるかもしれねーだろが!いーから騒ぐな!」ドガシャ 職員1は、アライちゃん達のケージを蹴った。 アライちゃん1 2「「ヒイイィィ」」ブルブル 394 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/08(木) 20 58 16.03 ID HzSzb6dIO 若干(?)性格に難のあるアライちゃん達であったが… 無事、低価格でペットショップへ出荷された。 ~ペットショップ~ 店員「いらっしゃいませー!大流行の人気ペットアライちゃんが、今だけなんと一匹3000円!お買い得ですよー!」 アライちゃん1 2「「かってなのりゃ~!≧∀≦」」シッポフリフリ イボアライちゃん「かってなのりゃ~…」 客1「えぇー!アライちゃんって高いんでしょ!すごい!」 客2「今だけ限定!?いいなー…よーし、奥のちっちゃい子買おうかな」 イボアライちゃんが指差された。 イボアライちゃん「のりゃ!?≧∀≦」ワクワク アライちゃん1 2「「うゆぅ!?」」ムカァ 395 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/08(木) 21 03 30.53 ID HzSzb6dIO ペットアライちゃんは皆、お客さんに買って貰えなければ殺処分されることを教え込まれる。 故に、客に買ってもらおうと皆必死なのである。 アライちゃん1「おきゃくしゃん!こいつのしっぽよくみゆのりゃ!」ガシィ グイイ イボアライちゃん「ぴぎぃ!やべでぇ!しっぽひっぱりゃないでえっ!」ジタバタ アライちゃん2「おきゃくしゃん!これみてもこいちゅにしゅゆのかぁ!」グイイ アライちゃん1 2は、イボアライちゃんの尻尾の先端を客に見せた。 客1「うわ…」ドンビキ 客2「きも…」ドンビキ イボアライちゃん「ぴぎいいいぃぃいいいいいーーーーーっ!ぴぎゅぅううううるるるるるりゅりゅりゅぅうううーーーっ!やべろおおおおおおおおおおおおーーーっ!」ピギイイイィーーーーージタバタジタバタ イボアライちゃんは大声で泣き叫んで抵抗する。 自分の最も見られたくないコンプレックスを、客に晒されたのだから当然だ。 396 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/08(木) 21 07 33.42 ID HzSzb6dIO アライちゃん1「こんなきけーなんかより、きゃわいーきゃわいーありゃいしゃんをかうのりゃ!≧∀≦」シッポフリフリ アライちゃん2「ふっわふっわしっぽ♪かっわいーしっぽ♪きゅっるるんきゅっるるんあっりゃいっしゃん♪≧∀≦」シッポフリフリ イボアライちゃん「のぉおおおおおおおおおおーーーーーーーぁああああああああああああーーーーーーん!ありゃいしゃんがかわいそーなのりゃああーーーっ!」ピギイイイィーーーーー! 客1「…」 客2「…」 アライちゃん1 2「「≧∀≦」」 客1 2「「安いのなんてこんなもんか…」」ツカツカ アライちゃん1「まってぇーー!かってええーーー!ありゃいしゃんだけでいーがらああーーっ!」ビエエエン アライちゃん2「うゆぅ!ありゃいしゃんがかってもらえないのはおまえのせーなのりゃあっ!おまえがきけーできもいからなのりゃああっ!できそこないいぃっ!」ポカポカ イボアライちゃん「もーーいじめないでえええーーーーっ!のぉおおおおおおおおおおーーーーーーーぁああああああああああああーーーーーーんっ!」ビエエエン 397 : ◆19vndrf8Aw [saga]:2018/03/08(木) 21 13 35.54 ID HzSzb6dIO アライちゃん1 2を、イボアライちゃんと別のケージへ移したところ… アライちゃん1 2は、そのうち客に買わた。 アライちゃん1「ふはっはあー!やさしーかいぬししゃんにかってもらえてしあわせなのりゃー!≧∀≦」シッポフリフリ アライちゃん2「くそいもーとはさつしょぶんがおにあいなのりゃー!≧∀≦」シッポフリフリ イボアライちゃん「びええええええーーーーんっ!なんでおきゃくしゃんみんなしっぽのだんしゅみたがゆのりゃあああーーっ!ありゃいしゃんもかってぇーーっ!」ビエエエン 店員「お買い上げありがとうございました」 狂人卍「ども^^」スタスタ… アライちゃん1 2「「かいぬししゃんしゅきしゅきなのりゃー!≧∀≦」」シッポフリフリフリフリフリフリ 客はアライちゃん2匹を連れて去っていった。 アラ虐への目覚め パート3へ戻る
https://w.atwiki.jp/internetradioleague/pages/13.html
Internet Radio League 当サイトは、ネット上に数多く存在しているポッドキャストやリアルタイムネットラジオなどの『インターネットラジオ』の振興のために発足しました。 番組は世界中で今日も放送されていますし、新しく誕生もしています。 しかしながら、その中の番組の多くが「三日坊主」で終わっているのもまた事実です。 これでは本当に面白い番組が大勢の目に触れることなく消えてしまいます。 このような状況の中、数多くの番組が楽しく放送を続けていくために、一ポッドキャスターの私にも何かできることはないかと考えた結果が当サイトです。 当サイトには3つの大きな要素があります。 ブロードキャスター(放送者、配信者)同士のつながり ブロードキャスターとリスナー(聴取者、聴いてもらう人)とのつながり リスナー同士のつながり 『ブロードキャスター(放送者、配信者)同士のつながり』 今まで多くの新参ブロードキャスターが挫折してきた原因として、リスナーがいない、やっても意味がないんじゃないかという気持ちが大きいのではと考えました。 どうせ番組をやるならもっと多くの人に聴いてほしいという思いはブロードキャスター誰しもが持っていることでしょう。 そのためにブロードキャスター同士がいろいろ交流しアイディアを出し合っていける場を作っていきます。 『ブロードキャスターとリスナー(聴取者、聴いてもらう人)とのつながり』 ブロードキャスターにとって、リスナーがいるというのは大変心強いものです。 番組を続けていくうえでの活力にもなります。 しかし、個人営業のインターネットラジオ番組において、リスナーが反応を返してくれることはなかなかないというのが現状です。 そこで、ブロードキャスターとリスナーがもっと簡単に、気軽に交流できる場を作っていきます。 『リスナー同士のつながり』 ブロードキャスターよりもリスナーの方が圧倒的に多く、リスナーは大きな影響力を持っているといってもいいでしょう。番組のことを熟知しているのもリスナーですし。 リスナー同士で番組の話で盛り上がってもらえたら、ブロードキャスターとしてはありがたい限りなんです。 しかしリスナー同士というのは、多くの場合交流のチャンスはなく、あったとしてもその番組だけというケースが大半であり、いろいろな番組の話がバンバンできるという環境は整っていませんでした。 だからリスナー同士が番組を超えて交流できる場を作っていきます。 これらの3つの大きな要素の完成には、多くのブロードキャスターとリスナーのご協力が欠かせません。数多くの番組が楽しく放送を続けていくために、これからも“Internet Radio League”の発展にお力をお貸しください。 管理人 ペッキー
https://w.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/4015.html
「くそっ……さすがに易々と手に入る代物ではないな、核は……」 「……」 黒子と沖縄米軍基地を捜索するのは、夜の帝王DIO。 しかし彼の目当てにするものは中々手に入らなかった。 このままでは7期とは別人だがまたおもろいオッサンになってしまうかもしれない。 だが、彼には前期にはなかった大きな有利な点がある。 それは天候システム。二時間ごとに約束された大嵐。 普通の参加者にはたまったもんじゃないその天気も、DIOには無問題。 さらに嵐の最中は太陽は出てこない、ランダム運がよければ晴れがでないこともあるかもしれない。 そうすれば、吸血鬼の致命的な弱点を気にすることなく、真っ昼間に堂々と歩くことも可能だ。 「いま、世界はこのDIOに味方しているっ!これは好機だ。核もすぐにみつかるさ……」 【一日目・2時40分/沖縄米軍基地内部/天候・雨】 【DIO@ジョジョの奇妙な冒険】 【状態】吸血鬼、邪悪の化身 【装備】スタンド『世界(ザ・ワールド)』 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】基本:世界の支配 1:核を探す。 2:天候システムにちょっと感謝 ※七期とは別人です。 ※沖縄がDIOに制圧されたため屍生人が溢れています。 【白井黒子@とある科学の超電磁砲】 【状態】屍生人(ゾンビ) 【装備】不明 【道具】支給品一式、その他不明 【思考】基本:DIOに従う ※空間移動(テレポート)は通常通り使うことができます。 DIOが必死になって核を探しているその頃、各地では…… ◆ 「ねえ、おじいちゃん……そんなに核爆弾をみつめてどうしたの?」 「(そうか、変態殺しが溢れ、それを駆除する者が現れた…… どんどん殺してはそいつらに感付かれる、だからニャア様達はわしらを守るために…… そして、本当に倒すべき変態が現れた時に備えて慎重に行動せよ友蔵……そのための禁止行為なんじゃな!) いやまる子よ、なんでもないんじゃ」 「それにしてもおじいちゃんの支給品が核爆弾99個って凄いよね~」 ◆ 「ねえねえシステムさん」 「どうしましたリン?」 「システムさんって、元々どんな世界を守っていたんですか?」 「……結構カオスな世界でしたよ。まず町の周りに普通に野生の強盗やテロリストが生息していたし、 越後屋と侍はガトリングとバズーカをぶっ放しますし…… 奉行所に落とし物を届けると、お礼に核爆弾を貰えたり。まあ核爆弾なんてそのへんに埋まってることもあるんですが」 「す……凄い世界ですね……」 ◆ 「くそっ……!今回の俺たちの支給品、前期と同じじゃないか!」 「こんな核爆弾なんかじゃマグニスさまには勝てねえよ……」 ◆ 「そういやアッコさん、核爆弾効かないから首輪も怖くないすねWWWWW」 「言われてみればホンマやな」 ◆ DIOは知らない。このカオスロワの世界では、一般人でも核はもはや馴染み深い存在だということを……
https://w.atwiki.jp/niconicomugen/pages/5465.html
「て…てめーヌケサクと呼んだな…」 ―(なんで知ってんだ?)― + 担当声優 岸祐二 カプコン版 根本幸多 『オールスターバトル』 奈良徹 2016年アニメ版、『オールスターバトルR』 山村響 2016年アニメ版(女の顔) 奈良氏は劇場版第1部でブラフォードを、第6部のアニメではサンダー・マックイイーンも演じている。 『オールスターバトルR』ではアニメ版の音声を流用している。何故か、承太郎やジョセフたちの音声も混じっている。 『オールスターバトルR』ボイス集(8 21~) 荒木飛呂彦氏による漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第3部に登場する吸血鬼。 「ヌケサク(抜け作)」というのは、昔からある間抜けな人のことをバカにして呼ぶ語で、彼の本名ではなくあだ名。 かつての『週刊少年ジャンプ』連載作品『ついでにとんちんかん』の抜作先生を思い浮かべてしまう人もいるだろうが、多分関係無い。 まあその『とんちんかん』では第1部の頃のパロディが使われていたのだが… もしかしてパロディ返しですかーッ!? 原作ではDIOの館、つまり大分後半に登場したにも拘わらず、物凄い小物のキャラクター。 あだ名の通り普段から馬鹿にされていたため、味方がやられたというのに「ザマミロ&スカっと爽やか!」と言ってのけた。 「後頭部に女の顔があり、さらに手首足首を捻って行動する事でただの女を装う」という、 自称無敵の能力で承太郎たちに不意打ちを仕掛けようとしたが、左手が右手、右手が左手という状態だった事からあっさり見破られる。 なお『週刊少年ジャンプ』1997年22・23合併号の作者コメント内で「ヌケサクはスタンド使いではない」と、 はっきりと明言されていたため、上述の後頭部に女の顔があるのはスタンド能力ではない (作中でヴァニラ・アイスに「貴様はただの吸血鬼」と言われているシーンもある)。 小説『OVER HEAVEN』によれば、第1部でDIOが行っていた異なる生物の肉体を合体させる実験の産物だという。 スタンド使いですらなく、戦闘能力も上述の通りかなり低いにも拘らず、 DIOによって吸血鬼化させられ、手下としてDIOの館に置かれていた。 「ほ…本当に味方なのですか?本当に助けてくれるのですか?」 「そうだ味方だぜ」 メシァッ! 「ただし正義の…味方だ…」 「きゃあああああ!」 その後DIOから吸血鬼の力を授かっているので不死身だと粋がってみたが、 逆にその不死身性を検証するために、スタープラチナに文字通りボコボコにされ根負け。DIOの居場所に案内させられる事になる。 と言うか案内役として登場したようなものである(そもそも波紋(幽波紋)使いは吸血鬼を殺せるので、承太郎は手加減をしているはず)。 その流れでDIOが寝ているはずの棺桶を開けさせられたが、 ザ・ワールドの時間停止能力によって、輪切りにされた状態で棺桶の中に詰められてしまい、恐らく死亡した。合掌。 これ位なら吸血鬼の力で再生可能とも思えるが…まあヌケサクだからしょうがない。 + 原作版(グロ注意) 「え!?……………………………………………… ………オレ? な…………中にいたのは…………おれだったァ─────── 今フタを開けていたのにィ~~」 OVA版では影も形も無い。代わりに別の人物が棺桶に納まった。 TVアニメ版ではDIOが初めて時間停止を経験した時の回想で登場し、ザ・ワールドのスピードとパワーを試すために散弾銃を撃つ役を担っている。 つまりDIOが時を止めるきっかけをヌケサクが作った事になる。 回り回って花京院を仕留めた影の立役者と言える…かもしれない。 ちなみに原作中では同じくDIOに仕えるヴァニラ共々一貫して「吸血鬼」と呼ばれているが、石仮面を被っているわけではないため厳密には屍生人(ゾンビ)である。 恐らくは3部終盤ともなると「屍生人」という言葉自体登場しなくなって久しい時期のため、分かりやすさ優先で「吸血鬼」表記になったものと思われる。 まあ、先生が忘れてただけかもしれないけど ただし屍生人だと考えれば、前述の通り輪切りから再生できなかった事も納得できる。 「どうしてわたしのアダ名が『ヌケサク』ってわかったんですか?」 格闘ゲームでのヌケサク 格闘ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』においてはDIOがアレッシーに子供にされると何故かこいつになる。 邪悪の化身ディオ!!では「ワンチェン 生首ケース」だったり、さらに二作目で登場のマライヤは「老婆」、 カーンは「牛」であったりする事からして、どうも開発側は子供化だけは「原作再現<ネタ」で考えていたようだ。 一応、攻略本ではヌケサクは「身代わり」、ワンチェンは「若返る=過去」と解釈されている (だがヌケサクを身代わりにしたはずなのに何故DIO自身がダメージを受けているのかを気にしてはいけない)。 ろくに戦えないのは勿論、ヌケサクは他のキャラよりもジャンプの着地硬直が妙に長いので、逃げる事すらままならない。 子供化キャラの中でも間違いなく最弱クラス。 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』ではステージ「DIOの館」のステージギミックとして登場。 ヌケサクの近くでダウンすると、ヌケサクが天井の隅に飛び移り、ステージの上から襲いかかってくる。範囲は狭い。 小ネタとして、発動後床に這いつくばるヌケサクを蹴る事ができる。 MUGENにおけるヌケサク NGI氏の製作したものが存在する。 スプライトは恐らくカプコンの格ゲー版がベース。改変は自由との事。 原作のように噛みついたり女に変装したり、超必殺技で自分ごとオラオラされたりする。 とはいえ元が元なので攻撃性能はいまいち(超必殺技の性能は高いが)。 ただ完全無敵のバックステップやワープができ、サイズも小さいので回避性能は結構高い。 AIは搭載されていない。 かつてはカルフム氏による外部AIも製作されていたが、現在は公開停止。 出場大会 出落ち!!作品別モドキ大会
https://w.atwiki.jp/animelonif/pages/51.html
011 炎の魔術師の不幸 ◆BEQBTq4Ltk モハメド・アヴドゥルが彼女に抱いた第一印象は氷のように美しい女。 ☆ 広川の宣言により始まってしまったバトルロワイアル。 気づけば会場に飛ばされていたアヴドゥルは最初に名簿を確認していた。 名簿を最初に手に取ったのは偶然であり近くに落ちていたバッグの中身を確認する。 「承太郎……DIO、この名簿にはDIOの名前が記されているッ!」 彼らの旅の目的であり終着点である存在DIO。 アブドゥル達は襲い掛かってくるスタンド使いの刺客と戦いながら遂にDIOの館にまで来ていた。 それが彼の最後の記憶である。 「これから館と言ったところだったがこれは……。 広川と名乗った男は私のスタンドまで封じていた、何せ『魔術師の赤』も出すことは出来なかった。 名簿にDIO達の名前も記載されている、つまり広川とDIO達は敵同士……なら、この状況は全員にとってイレギュラー」 自分達を殺すために散々刺客を放ってきたDIO。 今回の件が彼の仕業ならばわざわざ己の名前を記すことはないだろう。 メリットが存在しないのだ。悪の親玉は最後にしか現れない、相場は決っている。 つまり、だ。 DIOの名前が名簿に在るということは彼もまた一人の参加者であること。 対等な立場であり彼も同じくバトルロワイアルに強制参加させられていると推測出来る。 あくまで推測の話しである。 「広川からは特に何も感じなかったがあーゆー奴が実はやばい、別に不思議じゃあないことだ」 スタンドを封じれる力は凶悪の一言に尽きる。 魔術師の赤もスタープラチナもDIOのスタンド(不明)も封じれるだろう。 幻想殺しと呼ばれていたスタンドも封じられていたためにあの少年は死んだのだろう。 嵌められている首輪から察するに参加者の生命は広川に握られているのだろう。 「だろうだろうだろう……推測しか出来ん。広川についての情報が一切ない」 どれだけ頭が切れようが零から百に到達するのは厳しい。 「まずはジョースターさん達との合流を目指す。 そして襲い掛かってくる敵に対処する、理想的な流れ……誰か来るッ」 今後の方針を一つ決めたところで誰かが近づいて来る。 足音は大きくなりやがて影は形を帯びてきた。 蒼い髪、漂う色気、抜群のプロポーションを持った女。 「何もそんなに身構えることはないだろう。私はエスデス。 お前は広川と名乗った男を知っているかどうか教えてくれないか?」 モハメド・アヴドゥルが彼女に抱いた第一印象は氷のように美しい女。 ☆ エスデスと名乗った女は広川の情報を求めていた。 初対面の人間に対する発言としては少々上から目線なのが引っかかる。 しかし名乗った相手に答えないのは礼儀として失礼に値する。 「私はモハメド・アヴドゥル。残念ながら質問にはノーで返させてもらう」 「そうか……では殺された上条当麻という人間を知っているか?」 「……その質問にもノー、期待外れかもしれないが私も情報が不足しているんだ」 瞳を伏せ首を振りながら答えるアブドゥル。 エスデスはそうか、小さく呟くと会話を再開した。 「この会場に来てから出会った人間は?」 「エスデス、貴方が初めてだ。私はまだ誰にも会ってはいない」 「私の知り合いに会っているか聞きたかったが……。 ちなみにだが私もお前が初めてだぞアブドゥル」 遭遇した参加者はいない。 互いの知り合いに遭遇していれば有意義な情報交換となっただろう。 しかしそう上手くは行かず知り合いの情報は手に入れることが出来なかった。 二人は落胆することはないが進歩がない現実には変わりない。 結局のところ謎は解決せず自己紹介をしただけになる。 「なら覚えておいてくれ。 ウェイブ、クロメ、セリュー……私の大切な部下だ」 「なるほど。では私も言わせてもらおう。 空条承太郎、ジョセフ・ジョースター、花京院典明、イギー……彼らは私の仲間だ」 互いに探している人物を教え合う。 何処かで出逢えば健在であるのことの証明が出来る。 探している事実が分かれば探されている方も安堵するだろう。 「逆にアカメと名乗る女には気を付けた方がいい。 その腕は私が保証しよう……強い暗殺者の名前だ」 (私が保証する? そいつは一体何を保証しているんだ……? たしかにエスデスからは只ならぬ何かを感じるが……まぁいい) 「アカメ。その名前確かに聞かせてもらった。 私が言うヤバイ奴……DIOだ。DIOと名乗る男は邪悪の根源だ。 もし出会ったら馬鹿な真似はせずに逃げ出して欲しい、いいかエスデス?」 頼れる仲間がいれば倒すべき悪も存在する。 エスデスが挙げた名前はアカメ。 殺し屋集団であるナイトレイドに所属する暗殺者の少女だ。 その腕は文句なし。数々の強者が彼女の刀に斬り殺されている。 アヴドゥルが挙げた名前はDIO。 世界の支配者を目指す倒すべき悪、その名はDIO。 スタンド能力は不明だがその力は刺客よりも強いだろう。 「ふふ……そうか、そうか……ふふ。 面白いぞアヴドゥル、私に向かって気を付けろ……。 いいだろう、DIOという男だな。分かった、気を付けておこうではないか」 特段面白いことは言われていないが笑うエスデス。 まるで自分はDIOに殺されない、そう言った自信が感じ取れる。 対するアヴドゥルは楽観的……とまではいかないが状況を甘く見ているエスデスに疑問を覚える。 その自信は何処から湧いてくるのか、まさか彼女もスタンド使いなのではないだろうか。 以前ジョセフと共に苦しめられたグンバツな女。 美しい女性が強い力を持っていても何も可怪しくはないが。 「笑い事ではないぞ、エスデス。DIOは――」 「アブドゥル、今から六時間後に戦力を集めてコンサートホールに集まろうじゃないか。 お前が言ったDIOという男、興味が湧いてきたぞ。私一人でも構わないが一緒に館へ攻めこむとしよう」 「話を勝手に――分かったエスデス。 君はそういう女性なのだろう、仕方が無い。ここは大人しく引き受けようじゃないか」 何を言っても駄目だ。 流石に初対面の女性に実力行使で事を解決するほどアブドゥルは喧嘩っ早くない。 出来るだけに紳士に、大人に対処するべきと判断した。 結局エスデスの存在は今一つ理解出来ないが強さに自信があるのだろう。 信じてはいないが口だけは無いことを祈っている。 「私は東に向かう。エスデスは西を頼む。では六時間後に――」 「まぁ、待てアヴドゥル」 協力者を集めるために動こうとしたアブドゥルを止めるエスデス。 提案は彼女がしたのが止めるとは一体何事か。 「私はまだお前の強さを確かめていないぞ。 この私に忠告したんだ、口だけでは無いところを見せてみろ」 「――は?」 思考が停止する。 この女は今なんと言った。もしかしてこの女はヤバイ奴じゃあないだろうか。 「将軍である私に忠告したんだ――その力、見せてみろアブドゥルッ!!」 「く、コイツはヤバイ奴じゃあない! 相当ヤバイ奴だッ――『魔術師の赤』ッ!!」 多くを語らず興味心だけでエスデスは氷を弾丸のようにアヴドゥルへ飛ばした。 無から生まれる氷。 この力はエスデスの帝具であるデモンズエキスが生んだ氷。 水分が存在しない状態でも氷を精製し自由自在に操る力だ。 エスデス本人の強さも重なり彼女は元の世界で最強の称号を手にしていると言っても過言ではない。 (やはりスタンド使いか!? いきなり攻めるとはやってくれるじゃあないかッ) 黙ってやられる道理もなくアヴドゥルは魔術師の赤を発動し氷へ対処する。 マジシャンズレッド――頭部が鳥となっている人型のスタンド、それがアブドゥルの魔術師の赤。 氷に対抗するならば此方は反対の力で立ち向かおう。 見ろ、これが炎だ、力だ、魔術師の赤の、モハメド・アヴドゥルの力だ。 「クロスファイアー・ハリケーンッ!!」 具現化された十字架の炎は氷と衝突し互いに消滅した。 アブドゥルはエスデスを睨み可笑しな行動を起こさないか観察し始めた。 見る度に思うが美しい女だ、妖気も色気も知性も兼ね備えている。 だがしかし。突然攻撃し始めるヒステリックな女は対象外だ。 睨むアブドゥルとは対照にエスデスはまたも笑っている。 それは笑顔、美しい笑顔だ。 だがしかし。悪魔のように黒さを感じ取れる満面の笑みだ。 「お前は本当に面白い奴だなアブドゥル! 三割程度の力とはいえ私の氷を溶かすとは……本当に面白い。 DIOとやらと広川を殺した後、私の元へ来ないか? お前の力ならば帝都でも充分通用するぞ?」 「スカウトされるのは悪くないが喜んで辞退させてもらおう」 (こんな危険な女の仲間になれ? 生命が幾つあっても身が保たん) 戦闘狂の存在は理解し難いモノがある。 殺し合いにおいて彼女らのような存在は大変危険であり排除される対象に入るだろう。 エスデスは帝都の将軍らしいがとても一つの国家に所属する軍人には思えない。 帝都と呼ばれる国は彼女のような危険な人物が蔓延っているのだろうか。残念ながら正解である。 そしてアブドゥルは一つ考える。 エスデスの口振りから彼女はスタンドが見えていた。 つまり彼女はスタンド使い。デモンズエキスなる能力が彼女のスタンドなのだろう。 説明が本当であれば攻撃してきた氷は本気の三割らしい。 アブドゥルが感じ取った殺気は本物であり仮に三割が本当ならばこの女、相当にヤバイ。 危険な人物であるが仲間を集める提案。 DIOに対抗する意思と広川を殺す宣言から考えると殺し回るつもりはないらしいく、それが唯一の救いとなっている。 (この女……危険な相手には一切容赦しないタイプと見た。 一番危険なのは自分自身だ、しかもそれを分かっているデキた人間だろう……質が悪い) 「突然攻撃したことは謝罪しよう。すまなかったなアブドゥル。 だがこれでお前の力を少しは知れたんだ、気を悪くしないでくれ。 ではお前の提案どおり私は西を回る。六時間後にコンサートホールで落ち合おう」 分かった。 一言だけ呟いたのを確認するとエスデスは背を向け歩き始めた。 アブドゥルは彼女に背を見せたくなかったため有難い行動である。 この女に背中を見せたら最後、背後から殺されても不思議でも何でもない。 コンサートホールで落ち合おう。 エスデスが残した言葉。協力者を集めDIOの館へ行きDIOを倒す。 悪くはない提案だ。殺し合いの会場に置いて仲間の確保と悪の打倒は生還に近づく一歩となるだろう。 問題が在るといえば一点。 「出来れば私はお前と二度と会いたくないが……どうも最近はツイてない」 あの氷のように冷たい女と六時間後に出会う、考えると少し鬱になりそうだ。 【C-2/1日目/深夜】 【エスデス@アカメが斬る!】 [状態]:健康 [装備]: [道具]:デイパック、基本支給品、不明支給品1~3 [思考] 基本:殺し合いを愉しんだ後に広川を殺す。 1:協力者を集め六時間後にコンサートホールへ向かう。 2:その後DIOの館へ攻め込む。 3:殺し合いを愉しむために積極的に交戦を行う。殺してしまったら仕方無い。 4:タツミに逢いたい。 [備考] ※参戦時期はセリュー死亡以前のどこかから。 ※奥の手『摩訶鉢特摩』は本人曰く「一日に一度が限界」です。 ※アブドゥルの知り合い(ジョースター一行)の名前を把握しました。 ※DIOに興味を抱いています。 【モハメド・アヴドゥル@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】 [状態]:冷や汗 [装備]: [道具]:デイパック、基本支給品、不明支給品1~3 [思考] 基本:殺し合いを止めDIOを倒し広川を倒し帰還する。 1:協力者を集め六時間後にコンサートホールへ向かう。 2:エスデスは相当ヤバイ奴 3:ジョースターさん達との合流。 4:DIOを倒す。 [備考] ※参戦時期はDIOの館突入前からです。 ※イェーガーズのメンバーの名前を把握しました。 ※アカメを危険人物として認識しました。 ※エスデスを危険人物として認識しており、『デモンズエキスのスタンド使い』と思い込んでいます。 時系列順で読む Back 星と願い Next Brave Shine 投下順で読む Back 星と願い Next Brave Shine GAME START エスデス 039 時計仕掛の女 モハメド・アヴドゥル 034 怒れる魔術師